25.7.09

肌の再生医療

肌(皮膚)の再生医療としては血小板注入やコラーゲン注射、ヒアルロン酸注射など肌に注入して再生を図るものと飲むサプリメント類、そして外科的な手術による再生方法などがあります。

■多血小板注入

皮膚を修復させる働きのある自分の血小板を利用して肌を再生、若返らせようというものです。

■コラーゲン注射

コラーゲンとはタンパク質の一種で体中にあり水分を保持したり形を維持しています。つまり「しわ」や「張り」を防ぐ作用をしています。加齢に従ってコラーゲンの生成能力が衰えるため、結果としてしわやたるみ、かさかさの肌、乾燥肌など肌の老化につながります。そのコラーゲンを直接肌に注射して若返り治療を行う方法です。

■ヒアルロン酸注射

アミノ酸の一種であるヒアルロン酸は肌の保水力に効果があり、加齢による減少により、しわやたるみの原因となります。そこで美容整形のように直接体内に注射、注入し保水効果を高め肌を若返らせる方法です。

■じぶんの細胞を利用して肌を再生する方法

これらが一般的なアンチエイジング、肌の若返り法と言われるものですが、それぞれ副作用や費用、効果の問題もあります。そこでさらに副作用も少なくより効果が期待できるという肌細胞による再生、若返り法が注目されています。2009年テレビ「ガイアの夜明け」で取り上げられました。(セルバンクといわれる細胞保存による方法)それが若いときの自分自身の肌細胞を保存しておき、老化が始まったり肌の衰えを感じたり、好きなときに再利用しようというものです。


若い頃の肌細胞を冷凍保存しておき、肌の衰えや老化が始まった頃に保存細胞を使用し、肌を若返らせる方法です。この方法が進化すれば40代になっても50代、そして熟年になろうとも20代や30代の頃の肌の張りや若さを取り戻せるという「究極のアンチエイジング」が期待できるひとつの方法となるだろうと期待されています。

ただ、治療するには高度な医療専門のクリニック技術が必要となります。

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